今回マフラーをメッキ仕上げにしたいのでつるっと仕上げ。
なんとなくクタッとした配管になっていますが、こちらも非常に低い車体に対してオーナー希望のちょこっとターンアウトとこの車体からは想像出来ない位のバンク角を確保する為一応チェックを繰り返しながら造ってます。
カリッカリに弄られてるチューンドエンジンより、ストックライクなフィーリングは残したい。かといってちょこっとしたワインディングで、ストレスを感じて欲しくないので、コーナリングスピードを腕次第で十分確保したいのでマフラーなどの取り回しには特に気を使っているつもりです。なのでマフラー・ステップなんかを造る時はいつも三人掛かりでバイクを限界まで倒しながら取り回してます(笑)
テールランプ・Rフェンダー廻りのステー類も溶接完了。
スイングアームを外したついでに、低すぎる車高を上げたいと思いましたが、変なロアリングキットが取り付けられていたため、思った様に車高が上がりません。倉庫を探したら新品のRサスが何故か2セットも出てきたので出血大サービスで新品に交換しときましたよ~!!
今回シルエットを物凄くオーソドックスな飽きが来ない感じにしたかったので、ストラットなんかをチェーン使用にしてみましたアクセントですね(笑)強度が心配だったので熱を入れてありますが、取りあえず走らせてみるまで、仕上げはお預けですね♪
一見気難しそうな顔のH川君(笑)
『手を付けてからホント早いですね~』って言ってくれてバイクが完成に近づくにつれてとても嬉しそうにしてくれてましたが、本当にお待たせしちゃってて御免なさい!手抜き無しで超急ぎます!!
いつもの如くオーナー様のいらっしゃる時に一度外に出してチェック。工場の中で見ているのと、外で見るのではバイクの感じも違うので、僕は非常に大事な事だと思っています。
跨りながら、あーでもないこーでもないと、ディスカッション。今回もメッキと黒のコントラストを旨い具合に出したいので、ここは塗るかとかそんな話をしています。
ハンドシフトも前オーナーからのお下がりを加工♪飽きが来ないシャーシながらチョコチョコ遊び心を感じて貰えれば良いかと思いまして!
こういったディスカッションの中でも次はオープンプライマリー!とかどんどん夢が膨らみます♪
僕もバイクを造るにあたって、完璧なショーバイクはカッコイイけど、いざ完成してしまうとそこからどこかを弄るにあたってなかなか躊躇してしまいがちなので、toythとしては、なるたけ未完成な部分を残す完成を目指してやっているつもりです。
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